







無農薬 自然栽培のお米作り
私たちの田んぼは化学肥料や農薬に頼らず
土の力と自然の循環を信じて育てる“自然栽培”です。
水・土・光・風、そして田んぼに生きる
無数の生き物たちが稲を支えてくれると考えています。
大切にしているのは、「手間を惜しまないこと」
「環境に負担を残さないこと」「食べる人の体に嘘をつかないこと」。
昔ながらの農法を尊重しつつ、現代の知見と技術を取り入れ
毎年の田んぼと真剣に向き合っています。

自然栽培の基本方針
自然栽培とは
肥料・農薬を一切使わず、土の持つ本来の力(地力)を最大限に生かす栽培方法です。
有機肥料すら入れず、微生物・水・太陽・風の循環だけで育てるため、収量よりも品質を重視しています。
当農園の自然栽培方針
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農薬不使用(除草剤・殺虫剤・殺菌剤ゼロ)
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肥料不使用(化学肥料・堆肥・ボカシ・動物性肥料すべて不使用)
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田んぼ本来の地力を生かす管理
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生き物と共存できる環境作り
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水源と水循環の保全を最優先する
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田んぼに“余計なもの”を持ち込まない
自然栽培米が選ばれる理由
① 圧倒的な安全性
化学農薬・肥料を使わないため、体に優しく、離乳食や健康志向の方にも選ばれます。
② しっかりとした旨味
自然栽培の米は収量が少ない分、粒の密度が高く、炊いた時の香りと甘みが強く出ます。
③ 環境負荷が低い
琵琶湖の水質保全にも寄与する循環型の農法で、未来の子どもたちに残せる農地を守る役割があります。
④ 年ごとの味の違いを楽しめる
自然栽培の米はワインのように “ビンテージ” の個性が出ます。
その年度の気候を反映した、唯一無二の味わいになります。












除草の手間(自然栽培最大の試練)
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肥料も農薬も使わない自然栽培において、
最も労力がかかり、最も重要なのが 除草 です。 -
自然栽培は雑草との戦いと言われます。
一度タイミングを逃せば、草は稲の何倍ものスピードで田んぼを覆い尽くし、
その年の収量がゼロになることすらあります。 -
当農園では、
・深水管理
・中干しのタイミング
・無農薬用除草機による機械除草
・人力での手取り除草
・畔際や角地の刈払機除草
などを組み合わせ、田んぼに合わせて細かく操作しています。 -
除草作業は、
“毎日の観察と判断力がすべて” と言っても過言ではありません。 -
しかし、この手間の積み重ねこそが、
自然栽培ならではの 香り・甘み・透明感のあるお米 を生み出しています。 -
雑草が生える土は、それだけ“豊かな土”の証でもあります。
自然栽培は、その豊かさと折り合いをつけていく農法です。



環境保全方針
・琵琶湖に流れ込む水質へ負荷をかけない農法
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生き物(タニシ、カエル、サギ、トンボ)の多様性を守る
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土壌中の炭素蓄積を増やす地力維持
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プラスチック・廃棄物を田んぼに持ち込まない




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西の旭、東の亀の尾─
かつて日本の稲作を支えた二大古品種。その系譜を受け継ぐのが旭一号です。
旭一号は、現代品種の祖先にあたる原種系統の米で、自然農と抜群の相性を持ちます。
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化学肥料も農薬も使わない自然栽培の田んぼで、稲は本来の生命力を発揮します。
深く伸びる根、雑草に負けない強さ、気候に左右されにくい安定性。
自然に寄り添って育つからこそ、粒の味わいが濃くなります。
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味の特徴は、噛むほど広がる甘みと、昔ながらの香り。
もちもちしすぎず、粒立ちが良く、おにぎりや玄米でも美味しさが際立ちます。
冷めても味が落ちにくいので、お弁当にも適しています。
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自然の力だけで育った旭一号は、毎日の食卓をやさしく支える“素直なお米”。
土地・水・太陽の恵みをまっすぐに受け取れる、安心の食材です。
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無農薬・自然栽培のお米を探している方、
原種系統の深い味わいを求める方、
家族や子どもの健康を大切にしたい方におすすめです。
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自然本来の美味しさを、どうぞお楽しみください




